毎年正月に長谷川慶太郎氏の著書「長谷川慶太郎の大局を読む」
を読むことにしている。年末になるとついつい買ってしまう。
これ去年も書いてあったなとか、これは去年ので分かってるからいいんだ。
なんてこともあるけど、それは毎年読んでるからこそ分かることなので、
特に気にすることもなく買ってしまう。
- 作者: 長谷川慶太郎
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2011/10/01
- メディア: 単行本
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このCDには一切手を触れない。
読み終わったらすぐにブックオフとかに売ってしまうから。
読み終わると一応要点をノートとかにとるんだけど
読み返すことはほとんど無い。
だからといって無駄なわけではなく書くことによって
要点を飲み込めるので以後の理解には役立っているはず。(?)
世界情勢や日本の産業・政治情報を分かりやすく裏事情なのかと
思えることまで断言して説明してもらえるから頼もしく読んでいる。
力強く言ってもらえれば頼もしいってモンだ。
ここまでの断言した発言、この方何者なんだろうとネットで
検索しても余り情報がない。「長谷川慶太郎+評判」で検索してみると
いくつか出てきた。
バブルの頃バブルを煽った張本人だとか、
特定の企業の好材料を言うがその事実があるのかギモン。
などと言ったものだ。
個々の企業の動向や業績情報は聞いても後から自分で確認することにして、
全体の仕組みやこれからの推移を理解することに
主眼を置いて読んだ方がイイだろう。書名のとおり大局を読むってことだ。
長谷川氏の解説は概して日本企業は優秀であり日本経済はバラ色という
スタンスだから、その辺を理解しつつ読むといいだろう。
読んだ内容をさも自分の意見でもあるかのように吹聴するのは
よした方がいい。長谷川氏の言い方は自信たっぷりに断言しているので
何だか自分も気が大きくなって大口たたきかねない。
「長谷川慶太郎の本読んでたら、こんな事書いてあってさ・・・」
と最初からネタばらしして面白可笑しく意見交換するのがイイ。
今から20年ぐらい前。長谷川氏の世界情勢を語ったカセット講座の
テープを会社の上司から毎月借りていたことがある。
テープから原稿を起こして会社の勉強会の資料にしていた。
今でもあるのかと公式ウエブを見てみると、おお、あるある。
ただし今はカセットテープではなくCDになっている。
基本は年間契約による宅配で料金は2万6千円を超える。
ちょっとこの金額は出せないな。
一部大手書店でも月末に販売しているようなので
今月末に東京駅の八重洲ブックセンター覗いてみるかな。