走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

もう庶民派とか言うのはイイって

ここ数日の新聞は新総理大臣の人となりや党三役や閣僚ポストの話題が多くて
じっくり読んでたら企業面まで進めなくて下車駅に着いてしまった。

新聞ではそうでもないけどテレビでは野田総理が牛丼を食うとか
家近くの中華料理店でいつもレバニラ炒め注文するとかの話題が出て
だから庶民派の総理大臣だとかの結論を出している。

もうこういう話題や見方はいいんだって。
だいたい庶民派だからなんだってんだ。
庶民の苦労が分かるから自分たちの生活視点でモノを見た政治をしてくれる
とでも言いたいようだ。
相変わらずの話の展開であきれかえってしまう。

そういう話題で満足する視聴者がいるのかも知れないが
もういい加減にしてくれよと反感を持つ層も増えてきている。
後者が徐々に増えブログやツイッターで意見を言い始めたようだ。

日本国の総理大臣として庶民派であるかなんて視点じゃなくて。
前総理は市民派とか言ってたのを思い出す。
手ぐすね引いて待っている官僚を使いこなして国の運営を図ってもらわなければ
ならない。庶民レベルとは大きくかけ離れた能力が求められている。

誰の著書だったか、日本のマスコミは記者クラブ制で記者会見の発表を
そのまま配信するだけ、しかも政治部の記者は数年で交代するから知識が
蓄積されていなくて通り一遍の記事しか書けない。
なんて話しを思い出す。
レバニラ食うから庶民派だなんて言ってるの。もう、恥ずかしいって。