今朝の日経新聞、英国ダイソン社が新型の掃除機を発売の記事を見付けた。
ちょっとした工夫なんだけどこれ便利そう。
掃除機の車輪をまん丸にしたそうだ。
これだとどの方向にも少ない力で動かせるので部屋の掃除をしているときにあちこちの移動が楽になる。
他にはない商品を開発するダイソンって家電界のソニーのような会社だ。
この新型の掃除機は世界に先駆けて日本で発売するそうだ。
遠心分離式の掃除機が日本の通販で爆発的に売れたことが
この会社の躍進のきっかけになったという話を聞いたことがある。
欧米では他の方式の掃除機と同列に販売していたのが
日本では排気が綺麗なのでぜん息持ちの子供がいる家庭に1台どうですか。
商品コンセプトを捉え直して売り出したところ
これまでにない売れ行きをみせたという。
商品を消費者にどう訴えるかが売れ行きを大きく左右する好例だ。
以後、部屋の狭い日本向けに小型の掃除機を作ったり
日本の消費者の意見を重視しているという。
羽根のない扇風機を作ったり先進的でワクワク感のある楽しい会社だ。
一方の先進性の代名詞に使われていたソニーは元気なさすぎだ。
ゲーム機以外の話題をとんと聞かない。
これじゃサムスンに取り込まれちゃうぞ。
何でもサムスンはソニーのブランドが欲しくてしょうがないらしいから。
日本でも面白い家電を作っていたのが三洋電機。
持ち運びできるカーナビ・ゴリラ、GOPAN、
防水で片手で持てるハイビジョンビデオ・ザクティなどだ。
パナソニックに取り込まれちゃったけどパナが欲しかったのは
電池事業だけでその他事業の元三洋社員は大幅にリストラされている。
ダイソンの掃除機の記事と同じ欄に
「三洋が早期退職募集、本社部門2割削減、400人、事業統合控え」
の見出しも見える。
いっそのこと元三洋社員とソニーの中でも元気な社員とで
サニーとか会社作って
面白い商品作ってもらいたいな。
がんばれ、サニー。