走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

ジャイアンツが嫌いなわけ

昨日はジャイアンツが嫌いだという話をしたけど、なぜジャイアンツが嫌いになったのか思い出してみよう。

古い話になるけど、あれは江川入団でゴタゴタしたときだった。
江川もマスコミによってダーティなキャラに仕立て上げられ、世間一般からも「何となく好かないな」的に見られていた。
強引にジャイアンツに入団してしまい、ジャイアンツにも江川にもなんて奴らだと言う非難が渦巻いていた。


その様子を見ていたボクは、実のところ内心では江川を応援していたんだ。江川が好きなわけでも何でもなく、単に世間の批判を一心に受けている個人を逆に応援したくなっただけだ。
この時点では誰のことも球団も好きも嫌いもなかった。ジャイアンツのゴリ押しに嫌な感じは持ってたかな。


シーズンが始まっても、後楽園球場では江川へのブーイングで試合にもならないじゃないかと想像していたら、なんとジャイアンツ・ファンからの江川コール。
非難轟々の中で江川が好投して、涼しい顔をした江川を見てみたかったのに。
江川ガンバレの応援を見て正直気持ち悪くなった。ひいきのチームに入ったらもう応援しちゃうのかよ。なんだかジャイアンツ・ファンに嫌気がさして程なくしてジャイアンツも嫌いになったというわけだ。
こんな騒動を通してもなおファンでいられるとiいうことがボクには理解できなかった。


残念ながらあれほど好きだった野球も、今ではテレビで見ることもなくなった。今も昔も人気カードのジャイアンツ戦でさえ視聴率が取れなくなって、地上波の放送も稀になってしまったのはなぜなんだろう。
ボクがジャイアンツを嫌いになった日本のプロ野球そのものが持つ体質に、誰もが嫌気が刺したなんてことはないのかな。