最近焼酎にはまりつつある。正確にはまだはまってはない。はまってみようかとあれこれ試し中といったところだ。元々飲む方でもなかったので、酒は何が好きですかと聞かれても、とりあえずビールって感じしかなかった。夏場はバーボンの炭酸割りをよく飲んでいたけど、これはビールと同じで汗をかく間しかおいしく飲めない。寒くなってきたら日本酒の熱燗なんかどうかと一時期試したこともあったけど一週間連続して飲んで飽きてしまった。
そこで目をつけたのが焼酎。身近で焼酎好きの人の話などもよく聞く。そんなにうまくて通な代物ならぜひ親しくしなければ。なんと言っても手に入りやすい価格がいい。スーパーでも数多くの種類が棚に並んでいるが、何が何だかさっぱり分からない。甲類だの乙類だの、芋焼酎と麦焼酎の違いも分からない。そこで解説本を探していたらソムリエで有名な田崎真也さんの「本格焼酎を愉しむ」を見つけて、新書の手軽さから買い求めた。
- 作者: 田崎真也
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2001/10
- メディア: 新書
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この田崎さん実はサワーが好きで食前酒として薦めて居るぐらいだ。そしてぜひ本格焼酎と言われる芋焼酎を味わって欲しいという。身近な焼酎好きもみな芋焼酎を飲んでいるようだ。2分の1のお湯割り、ぬる湯割り、ストレートに氷を浮かべたロックで飲む人が多い。
麦焼酎はクセのないモノもあるので炭酸で割ってレモン汁を入れてサワーでも楽しめるが、焼酎初心者にとって芋焼酎はその独特の香りが苦手で敬遠してしまう。別に飲まなきゃいけないというわけでもないが、この味が分かると店に並べられた多数の芋焼酎が楽しめるのかと思うと是非挑戦してみたくなる。
慣れもあるのか最近ではロックでも飲めるようになった。秋の夜長、本格焼酎の分かる男になってみたいもんだ。