走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

今週のお題:七夕の願い事

そういえば、今週のお題を書くの忘れていた。Xperia購入で操作覚えるのに一生懸命ですっかり忘れてしまった。七夕の願いなんてホントにロマンチックだね。七夕というより星への願いと言うことで書いてみよう。
星の願いと言ったら今もっともホットな話題は「はやぶさ」だろう。小惑星イトカワから採取した砂があるのか無いのか。はやぶさは海外からもずいぶん注目されて話題になっている。金星を目指す「あかつき」や宇宙ヨット「イカロス」。星に願いを託した話題に事欠かない。


成功続きの日本のロケット打ち上げだけど、ボクが子供の頃はラムダロケットによる日本初の人工衛星の打ち上げに成功するまでずいぶん待たされた。その辺については何日か前のブログにも書いたけどボクが小学校の頃の話だ。
ボクの通っていた小学校では、ラムダロケット打ち上げのたびに授業を打ち切ってテレビの置いてある教室に移動して,NHKで放送する打ち上げシーンをみんなで見守っていた。
これからは日本も科学の時代だから興味を持ってほしいという校長先生の計らいだった。だからボクの通っていた小学校では普段だったらあまり興味のなさそうな女の子までラムダロケットのことはよく知っていた。
打ち上げシーンに拍手喝采していたけど、家に帰ってから見るTVでは人工衛星は失敗でしたの話ばかりで、ボクが小学校の頃にはラムダロケットの打ち上げによる日本初の人工衛星の誕生は見られなかった。
「皆さんが卒業するまでにラムダロケットの成功を見せたかった」校長先生の卒業式でのこの言葉が印象的だった。


小学校を卒業して中学だったか高校生の頃になって日本初の人工衛星打ち上げ成功のニュースを見た。どんなにうれしかったことか。小学校の頃からの思い出があるからうれしさは人一倍だ。興味を持つきっかけを作ってくれた校長先生のことも思い出した。校長先生もきっと喜んでいるだろうな。

これからは科学の時代だからと言って、ボクたちに願いを込めてTVライブ映像を見せてくれた校長先生も、とうに亡くなって星になってしまったけど、今日本のロケットが金星を目指してぐんぐん進んでいること。見てるかな。
七夕の夜、星に願いを託して・・・。