走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

今週のお題「ゲーム」について

今週のお題「ゲーム」について書いてみよう。
レゴのもっと楽しい遊び方があること知ってるかい。

子供の頃一番遊んだおもちゃはデンマーク製のブロック、レゴだ。ただ形を作って遊んだだけじゃない。
どっちが早いか、高いか、壊れないか、遠くまで滑るか。2つ下の弟と二人していろいろなゲームを考えて遊んでいた。二人して競争し合うと飽きないで何時までも遊んでいられた。


レゴでどんなゲームが出来るの?
20パーツ以内で形を作ってぶつけっこして壊れた方が負け。
アスファルト道路にホースから水を流してレゴで作ったウォータースライダーどちらが遠くまで進むか。
積み木崩し。
レゴを横に置いて平らな面を積み上げてどちらが高くできるか。
ドミノ崩し。
レゴ一個を兵隊にして戦争ごっこ。


いくつものゲームを考えて遊んでいたけど、弟は負けると泣くから苦労したんだ。なだめながら喧嘩しないようルールを作ったけど最終的にはいつもボクが勝っていた。10回に2回ぐらいは勝たしてあげれば良かったかな。


レゴを作ったデンマークの人達は、日本の子供がこんな遊び方をするなんて考えもしなかったろう。子供は遊びの天才なんだ。
どんなに乱暴に扱っても、どんな遊び方をしてもレゴは丈夫で壊れたりしなかった。日本製のレゴのまがい物なんていくらでもあった。そんなのはぶつければすぐ壊れてボクたちの遊びには耐えられなかった。安かろう悪かろうの日本製なんて今からじゃ考えられないだろう。
「やっぱり日本製はちゃちでだめだな。ブロックはやっぱりレゴだよ。」
人魚姫だってあるし、アンデルセンだっていたし、デンマークってのはスゴイ国で立派なんだ。これが当時のボク達の遠い北欧の国に対する思いだった。


カラフルで様々なパーツが揃った今のレゴを見ても、ちっともうらやましいって思わない。もっといろんなことして遊べるのに遊びの天才の能力を奪っているだけだ。
でも教えてあげた途端につまらなくなるから、自分たちで考えてみることだ。
一つだけ忠告すると弟と遊ぶときはハンディ付けて喧嘩しないようにルールはちゃんと作れよな。それがゲームってもんだ。