走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

仕事前に物思いにふける

日経新聞朝刊の最終面に文化欄がある。「私の履歴書」とか「連載小説」が載っている欄だ。大きく紙面を割いているのは一般の人たちが打ち込んでいる仕事、ボランティア活動、趣味について当人が語っているコーナーだ。

きょうは珍しく高校生が主役。「電柱の美、天井知らず」、意味が分からんぞ。電柱が大好きだという高校生の話だ。特に電柱と電線との間の絶縁体である碍子(ガイシ)が好きなんだと。

「進路を決めなければならないが僕の場合ははっきりしている。電気工事士になりたい」

そこまでぞっこんなら親だって文句あるまい。日経新聞にだってでかでかと載ってしまったんだから。それにしても電柱、それも碍子が好きと言われても。端からは理解しずらいことだ。

記事を読みながら、自分の場合のこだわりについてしばし考えてみた。ウインドサーフィンのボードの湾曲した部分がセクシーで好きだと言うのと同じことなんだろう。
他にも好きな湾曲がある。白いiMACのディスプレーの裏側とか、ソニーから発売のスマートフォンXperiaの裏側とか色々あるわけだ。
何で好きなんだと言われても好きなんだからしょうがない。瀬戸物の碍子も白くて柔らかい湾曲だな。コンセプト探しをしてみると共通点が見えてきそうだ。実は碍子好きな高校生と似た者同士だったのかボクは。
などと考えているうちに京浜東北線は新橋駅に到着。さあ、仕事だ。