走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

ブランド調査でジブリが3位???

今日の日経新聞朝刊に消費者が選んだブランドの調査結果が簡単に載っていた。

「ブランド・ジャパン2010」http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/index.html

1位ユニクロ、2位グーグル、3位スタジオジブリ。???不思議な順位だ。通常この手の調査なら、ソニー、トヨタ、ホンダ、海外企業も含むならコカコーラやアップル、ディズニーが入ってくるだろう。
いったいどういった視点の調査をすると4位ソニーより前にスタジオジブリが入るんだ。この記事を中心に掲載しているのは日経流通新聞なのでそちらを見てみる。
日経バカを自認するぼくは宅配で日経流通新聞も取っているのだ。さすがに日刊の日経産業新聞はやめたけど。

こういったブランド調査って言うのは、ある意味好感度タレントの調査と似ていて人気投票の面も多分にある。不祥事があると有名企業でもランクを落としてしまう。最近で言えばランクを落としたトヨタの例か。一方で身近に役立つ企業や出店攻勢をかけたりおもしろCM連発の店舗は上位にランクされる。
そういう点でユニクロが1位になるのは分かるんだけど。スタジオジブリは何でよ。

日経流通新聞の記事には、ランク上位の企業の理由が書かれているわけだが、スタジオジブリのことは一言も触れていない。親しみやすいか、便利かなどの因子別ランクでスタジオジブリは親しみやすいで1位、卓越しているで4位のアップルを抑えて2位、卓越性がアップルより上位にあるって、いったいどういう人に調査しているんだ。

記事の端に調査の方法が書いてある。調査はインターネットを通じて実施。とある。消費者の目と企業人の目から調査し、消費者が3万5千人、企業人が2万1千人の有効回答を得た。とある。特定の人を選んで回答してもらったのか、インターネットにアクセスしてきた人に自由に回答してもらったのか分からない。書いてないところを見ると書き込みたい人が自由に書いたのか。
スタジオジブリについて一切触れていないのは、なんだか曰く有りげにも見える。さしずめアニメファンによる組織票で上位にランクインしただけなんじゃないかな。何で卓越性でアップルより上位に来るのかそんなことあり得ないだろう。このブランド調査はタレント人気度調査程度に見ておけばいいのかな。