中国企業が、釣りに特化したドローンを7月中旬に日本で発売するという。
欲しいかどうか考えてみる
本体と操縦装置は50mの有線ケーブルでつないで、水中画像を見るほか魚群探知機、魚群誘導灯、撒き餌機能を備えて価格は20万円前後だという。
50mの範囲の移動ということなら、ルアーを100m以上沖に投下するのは無理ということか。自分の釣りなら磯釣りで使えそうだが。
こんなのあったらいいなー。
なんて考えたことはあるが、いよいよ発売となると真剣に考えて欲しいかというと…..いらないな。
自分が考える釣りのスタイルにはなじまない。
釣れないのも釣りのうち
職業で魚取りしているわけでもないし、磯釣りで海中の様子を見て「魚、いねーよ」なんて言いながらじゃ釣りがしらけてしまう。大海原の何処かにいるだろう魚、見えないからこその楽しみだ。
釣り船に乗って魚群探知機で魚の居場所を探りながら、釣る場所を指定してもらうような釣りはボクの趣味ではない。電動リールを使った釣りでさえ、冷ややかに見ているのに、魚がいるのかどうかを確認しながらの釣りはしたくない。
釣りをする時間を楽しみたい。
なーんてね。格好良いこと言ってるけど、長年の釣りでわざわざ南房総まで出掛けてなんにも釣れない日が続いているうちに、獲物じゃなくてこの場所にいて釣りをしている事自体を楽しもうと、心得たボクなりの釣りの楽しみ方だ。
自分の釣りスタイルを考えるきっかけに
水中ドローン発売のニュースで、思わず自分の釣りスタイルを考えることになった。 水中ドローンで海底の様子を見てみたい気もするけど、いけねー、いけねー。それじゃ、魚を探す行為と同じになってしまう。
最初の段階でいっさいを突っぱねないと、思いが貫徹できなくなってしまう。
隣の人が水中ドローンを使っていても、それはその人なりの楽しみ方だから、我関せずと余裕をもって見送っていきたいものです。