走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、ロードバイクで走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

金曜日:今年1年の好調銘柄

今朝のテレ東モーサテは、分かりやすく役に立つ解説でファンの多い三菱UFJ証券の藤戸氏のご出演。

藤戸氏によれば「設備投資がけん引役」ということで、これから1年間は設備投資関連の銘柄のパフォーマンスが良いだろうと言う。

 

工作機械受注と景気の相関性

藤戸氏の解説によれば…..

指標としては、工作機械受注統計と外需内需の相関関係が見とれてる。

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工作機械の受注が、前年比プラスに浮上してくると外需内需が上向いてくる。2016年中は、工作機械の受注がマイナス圏にあったため外需内需も振るわなかったが、2017年からプラス圏に浮上し始めて外需内需もプラスになってきた。

これは新型iPhoneによる部品需要増、中国の自動車減税による自動車関連の需要増など東アジア圏の需要増から来る工作機械受注増とみられる。

消費関連が振るわない中、設備投資が好況の主役になってくるだろう。

 

株式投資への活用

更に藤戸氏は続けて…..

この動きを株式投資に活用するには、工作機械受注と東証機械株指数の相関性から見て取れる。

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工作機械受注が底を打つと、工作機械受注がプラス圏に浮上する前に株価指数は上昇し始める。

工作機械受注がプラス圏に浮上すると、株価は一層上昇の勢いを増していく。

工作機械受注が、前年比で鈍化し始めると株価は下げ始めるので、このあたりが株の売り時になる。株価上昇から売却までは1年ほどの期間となる。この間は企業業績もよく株価も上がる期間となる。

 

対象となる具体的な銘柄としては、工作機械、産業機械、ベアリング、のほかファナックやキーエンスなどの設備投資関連となる。

 

非常にわかりやすく、今後共役立つ解説でした。

あまりに具体的な話だったため、番組キャスターが、投資は自己責任ということで藤戸さんのお話をご判断ください。と一言付け加えておりました。

さて、どんな1年になりますか。