日曜日：問題解決にはならず

アマゾンのカスタマーレビューで星4.5と評価が高かったので買ってみました。

佐藤オオキ著「問題解決ラボ」。

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

レビューでは文章のセンスが良いとか、独特の見方にヒントが有るとか。もう読んでみるしか無いだろうと、読む前からいい本見つけたと喜んでいた。センスのないボクだったのでしょう、あまり面白くないし、文章も翻訳物を読んでいるような、回りくどさを感じて好きになれなかった。

半分ぐらいまで読んで、これ何の本だったっけと本のタイトルを見なおした。世界的に活躍されているデザイナーで、米ニューズウィーク誌の２００６年世界が尊敬する日本人１００人に選ばれたり、といった飛び抜けすぎた方の仕事術はあまりにかけ離れていて、自分には何の参考にもなりませんでした。

ラボというタイトルに、ノウハウに偏らない研究めいた実質論的なものを期待したんだけど、レベルが上過ぎて何言ってるのかかわからない箇所多数。文章が難しいとか言うことではなく、あくまでも問題解決のラボという視点で読んでいたからね。

それでも最後まで読み終わったから、読ませる部分はあったんでしょう。ご自身の仕事の作品写真は楽しく見れました。