走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

寒い世の中だこと

寒い土曜日。ガラガラの電車に乗って出勤でした。
逗子では昼ぐらいまでプレーニングする風が吹いたよう。
来週土曜日も今日よりももう少し北風が吹くような気配。
風邪など引かないようにして来週を待ちますか。

先週から今週にかけて、Yahooなどネットニュースで、
マンガ家のさかもと未明女史がJALの飛行機内で泣き叫ぶ赤ん坊
にブチ切れた話が目を引いた。

母親にその子はまだ飛行機に乗せるべきではない、
赤ちゃんだから何でも許されるわけではないと告げ、
飛行機を降りてからは、航空会社としてこういう場合の
対処を検討すべきだとJALに抗議したという。

あちこちの著名人とかいう人達がこの行動を非難しているけど、
この非難の内容がどうも腑に落ちないんだ。
ネット内でも嫌なおばさんだとか批判が多いようだけど。

さかもと女史は我慢が足りないとか、
赤ちゃんが泣くのは仕方が無いとか、
おとなだったらそれぐらい我慢すべきということだろうね。

さらに読んでて赤面しちゃうのは、
自分の過去の経験で泣いている赤ちゃんの母親にどうってことないよと
声をかけてあげて感謝されたとか語っている人がいること。

そっちの方に論点があるんじゃないだろうに。
かなり密閉度が高く、動き始めたら途中下車なんてできない航空機の中。
乗るにしたってかなりな緊張感を持っている人だっている。
多くの人達が着陸してホッとするそんなナーバスな乗り物。

そのなかで赤ん坊に泣き叫ばれて気が気じゃない思いをしていると
脳の中で感情がすりかわって恐怖感に変わることだって有る。
赤ん坊は泣くのが仕事なんて余裕かませる人ばかりじゃない。
泣き叫び続ける赤ん坊が人々に恐怖を与えるなんて
発想はできないんだろうか。

さかもと女史がJALに抗議したのも、
このあたりの発想ではないのかな。
そのへんはすっかり忘れて、
いい人悪い人論争に持っていってるようにしかみえない。
コメントしている著名人ってのも人気商売の人達が多いから
人の良さ売っているのかな。

ある記事はこの騒動をこう結んでいた。
「我慢――。かつて日本人の美徳とされたこの行いが、
どうやら今回のさかもとの行動にほんの少し足りなかったようだ。」

こんな記事書いてるヤツ、とっととやめちまえ。