走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、ロードバイクで走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

「今週のお題」:今だから言える「嘘をついてしまったエピソード」


海外ドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間』観たい!
今だから言える「嘘をついてしまったエピソード」を教えてください

はーい、では今週のお題書いてみます。

小学1年生の頃、夏休みで北埼玉の田舎に行ったとき、
おばあちゃんの友達のウチに遊びに行くというので一緒に行くことになった。
友達のウチでは農協への出荷を控えたスイカを出してくれて
ボクや弟を楽しませてくれるためだろう、スイカ割りをすることになった。

ボクは一個もかすりもせず終わった。
スイカも食べ終わって田んぼや納屋の探検に出掛けたとき、
出荷前のスイカが何十個となく置かれているのを発見した。
それを見た瞬間。さっき一個も割れなかったスイカ割りのことが頭をよぎった。
棒はないか、棒はないか。あった。
スイカぜーんぶ割っちゃった。

それが悪いことだとか後でばれるとかそんな思いは
これっぽっちもなかった。

その場をすぐに去ったけど、
30分もしないうちにスイカが割られていることで大騒ぎになった。

他にも子供がいなかったわけでもないが、当然ボクが疑われる。
それでも一度っきり知らないと言い張ってそれで終わり。
その後深く追求されることもなかった。
犯人捜しは終わってそれっきり何もなく過ぎていった。

ずいぶん後になって知ったことだけど、
ボクが割ってしまったことはすぐにばれていたらしい。
他にも子供がいなかった訳じゃないというのもボクの思い過ごしで、
ボクと弟の他に子供はいなかったようだ。
幼稚園児の弟が勢いよく何十個ものスイカを割れるわけもなく、
ボク以外に犯人はいなかった。
子供のウソなどすぐに見破っていたのだ。

出荷前の大事なスイカだっただけにおばあちゃんは
ずいぶんばつの悪い思いをしたそうだ。
スイカ割りなどさせた大人も良くなかったと慰められそうだ。

しつこくお前がやったんだろうと問いつめられなかったことが不思議だった。
何で怒られなかったんだろう。

自分も年を取るにつれ、悪さをして嘘をついた子供を思いやってくれる
大人の気持ちをひしひしと感じるようになった。