きょうは会社OBの告別式に出掛けた。
現役の頃は結構こだわりのあるうるさ形の人で、
細かいことにも気配りの人だった。
だいたいOKみたいな仕事が許せない人で、
一緒に仕事すると疲れることもあった。
仕事をしていても表面的な作業の話に終わらず
なぜを3回問うてくるようなひとだけに、
日本人はそう言うの苦手なんだよな。
言葉を大事にしようと言って会社の用語集を作るよう
総務が指示され苦労していたこともあったな。
まあ殆どの人はそんな用語集なんて形だけのもので
現実には意味が無いと不評だったけど、ボクはそうでもなかった。
言葉の定義が曖昧だと人との話も曖昧で大体の話になってしまう、
厳密な展開には進まない。
言葉がいい加減では考えることもいい加減で終わってしまう。
殆どの人に不評だったのは人との話で議論を深めるなんて
発想をしている人がいない。
目先だけを追いかけるだけでなく、こういったシンのある方が
日本から減っていってるような気がする。