走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

皇居に蛍が見られるいこいの空間づくり

今朝の日経新聞の埼玉地方版に、皇居を含む千鳥ヶ淵周辺の環境整備を進めて2017年には蛍が見られる憩いの空間を作るといった話が載っていた。
主体となるのは環境省と千代田区なので実現に向けて進んでいくことでしょう。


千鳥ヶ淵の桜:写真は「ゆんフリー写真素材」から拝借。

お堀周辺の排水処理が雨水と下水を一緒に処理しているため
大雨が降ると下水も混ざってお堀に流れ込んで悪臭を放ったり
有機分豊富でアオコが発生したりするので、
これを改善するための下水改善事業のようだ。

蛍が見られることが最終目的というわけではない。
お堀の水質浄化の一環として蛍がイメージというかシンボルとして
取り上げられたんでしょう。

これもある意味の「見える化」と言える。
何百億もかかる下水工事による環境改善のシンボルとして、
蛍が見える憩いの場という演出がされた。
皇居で蛍って言うのも多くの人に好意的に受け入れられるだろう。


BSNHKで皇居の自然環境を取り上げた特集があった。
整備された日本庭園が広がっているわけではなく、
雑木林のような自然の環境が広がっているとても魅力的な空間だ。

大阪から来た人が東京って意外と緑が多いという。
武家屋敷があったあたりが広大な敷地を緑で囲まれて現在に至る
なんてこともあるから、
そんなことから緑が多い事の理由の一つにでもなるのだろう。

まだ蛍見たことないので6年後の蛍飛び交う憩いの空間が楽しみ。
蛍見たことないというより蛍を見るような風情に余り興味が
ないのかも知れない。
だから正確に言うと蛍が楽しみと言うより、
蛍が育つような水清らかな環境が東京都心に増えることが
楽しみといったところだ。


あと見たことがないものと言うと、
北斗七星の7個の星全部、天の川がある。
夜中に海沿いに釣りに出掛けると見れそうだけど、
実は流れ星を見ると釣れないと言う自分のジンクスがあって
釣り場に行ったときは星空は見ないようにしている。

流れ星なんて滅多に見えないだろうって、そんなことないんだ。
夜空中星空になるような場所では、どこかしら一点を見つめているだけで
数個の流れ星が見えてしまう。
よって絶好な星空観察の機会でありながらいまだに7つの星全部や
天の川を見たことがない。

蛍にしても天の川にしても見える条件がいくら揃っていても、
自分に見る用意が出来ていなければ結局見ることが出来ないで
終わってしまうということだ。