走って、走って、ときどき海遊び

ラスコです。人生3分の2を終え残りは、ジョギングで走って、自転車で走って、ときどき釣りとウインドサーフィン.....

今朝もお疲れ様でした

朝のニュースで山手線が人身事故で止まっていることを知った。
平行して走る京浜東北線には影響なく、時刻通りいつもの南浦和始発に乗る。
ところが田端駅の手前で京浜東北線も人身事故が発生し、これから順次各駅に停車するとアナウンス。

すでに動き始めている山手線に乗り換えたけど、ギュウギュウ詰めだ。
それにしてもみんな偉いよ。文句一つ言う人いないも。
ボクなんか人身事故発生のアナウンス聞いた時点で思わず舌打ちしそうになって、もういい加減にしてくれよ。ってノドまででかかったくらいだ。周りの人たちの冷静な態度に、自分の短気さを恥じ入った。

田端駅ですぐに隣の山手線に乗り換えられたから、5分ぐらいの遅れで会社到着。会社にはいつも始業時間の1時間以上前に入るので、よっぽどのことがない限り遅刻することはない。


人にはパーソナルスペースがあって、これを侵して近づきすぎると相手に敵意を持つ。これは生き物として自分の安全を保とうとする本能だ。
通勤電車ではこんなパーソナルスペースを主張しているわけにもいかない。見ず知らずの人と体を接しなければならない。

だからといってパーソナルスペースを解除しているわけではない。互いに目をそらして相手の存在を視界から消して、なかったことにしてパーソナルスペースが侵されていることを意識にあげないようにしているのだ。

ところが最近は後ろの方から、ぬーと手が出てきて人の頭に触れながらつり革を持つのがいる。自分がつり革を持つことが優先して他者への配慮が出来ないヤカラだ。
ツラみるとだいたいがボケた感じのばかりだから、普通のまっとうなツラ構えの人は人の頭越しにつり革掴んだりしないと言うことだ。

こう考えれば世間がそんなにおかしな連中で占められているわけでもなく、ちょっと一安心。電車の中で化粧したり物食ったりするのもいるにはいるけど、ほとんど大多数のまっとうな人はそんなことはしないよということだ。


昔聞いた話だけど、イギリスのロンドンあたりでは地下鉄の切符を買うのに、ご老人が手が遅くて後ろに何人も並んでしまっても、後ろに並んだ人から文句を言う人はいない。
なぜなら今切符を買っている人の権利を認めているから。そして人の権利を認めることで、反対に自分の権利も認めてもらうと言った意識があるからだという。
時代の積み重ねの中で権利意識が日常でも身についた人達の話だ。

今日は11時に再び山手線で人身事故。
なんだかな、5月病とかそういう時期なんかな。
JRで後処理してる人も大変だ。