今度買い換えた車にはMDデッキがついていない。MDはけっこう重宝して100枚ぐらい持っている。MDの商品寿命もずいぶんと短かったな。iPodなど普及したせいだろう。自宅にはMDデッキがあるから困らないけど車ではどうするかだ。
車のオーディオには最初からiPodを接続する端子が付いている。iPodにMDの音を入れられればいいのだけど、iPodはパソコンからでないと曲が入れられない。MDの曲をどうやってパソコンに入れるのか考えどころ。
iMacにはオーディオ端子(ステレオミニジャック)があるからMDデッキの出力端子から繋げば出来るのだろう。対応するオーディオコードを買って試してみればいいのだが、MDデッキをiMacのそばまで持ってきて曲を流しながら音を移動するのは相当面倒だ。現実的じゃない。
CDをiTunesに移動するのとは違って1時間のMDはそのまま1時間かけて再生しながら音を移動させなければならない。数十枚の音移動を考えただけでもそっとする。
これはやめにしてMDデッキから直接移動する手段はないのか探してみる。パソコンを通さないでMDデッキから直接曲を移動できるソニーのはSONYのウォークマンしかないようだ。
ウォークマンの方が音質はすぐれていると言うし、ネットで調べてみるとウォークマンからステレオ接続コードを使って車オーディを楽しむことが出来ることが分かった。と言ったわけでウォークマンを買って曲を移すことにした。
配線コードは2種類必要で、ウォークマン専用の出力ジャックからステレオミニジャックに変換するコードと、ステレオミニジャックから赤白オーディオジャックに変換するコードだ。赤白オーディオコードはMDデッキの出力端子に接続する。
曲の移動はウォークマンの説明書の通りにすれば至って簡単。MDの曲の切れ目や終了を自動で感知して録音してくれる。車には赤白のオーディオ入力端子が付いているので、ウォークマンからの出力コードを別に買って接続すれば自動車でも楽しめる。これらの接続コードは有楽町のビッグカメラのオーディコードのコーナーで丹念に探したら揃えられる。
これでMDデータもウォークマンを通してパソコンデータに取り込めるようになったのでMDデッキが壊れても安心だ。ハードディスクレコーダーとかあるんだろうからそれに移動すればオーディオ再生できるのだろう。
MDデッキはリサイクル廃棄する必要ないので不燃ゴミの日に出せばいいのだ。ゴミ捨てはお得意の領域になりつつある。音楽を楽しむにも時代の変化に食いついていかないと大変だこと。脳みそ研ぎ澄ませておかないとついていけなくなる。